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建築歳時記


相談 Q: 歳時記1:ご近所挨拶で気をつけることは?
相談 Q: 歳時記2:地鎮祭とは?
相談 Q: 歳時記3:地鎮祭の準備は?
相談 Q: 歳時記4:地鎮祭の進行は?
相談 Q: 歳時記5:地鎮祭にかかる費用はどのくらい?
相談 Q: 歳時記6:上棟式とは?
相談 Q: 歳時記7:上棟式の準備は?
相談 Q: 歳時記8:上棟式の進行は?
相談 Q: 歳時記9:上棟式にかかる費用はどのくらい?
相談 Q: 歳時記10:新居披露で気をつけることは?
相談 Q: 歳時記11:お祝いには何を贈ったらいいの?


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Q  歳時記1:ご近所挨拶で気をつけることは?    建築歳時記 トップ
A 必ずするようにお勧めします。現代においては、地鎮祭や上棟式よりも重要だと思います。施工会社や設計会社と一緒に回るケースや、ご本人単独で回るケースなどまちまちですが、ご本人は必ず顔を出す方が良いと思います。実際工事が始まりますと、7時40分頃から騒がしくなり、ほぼ8時になると騒音が鳴り響くことになります。又、搬入車両が多く出入りし、場合によっては道路にまで車両を横付けすることになり、多大な迷惑をかけることになります。最低でも向こう3軒、両隣、後ろ3軒には挨拶(菓子折りは1、000〜1,500円くらいが多いようです。)したほうが良いと思います。大部分の人達は受け入れてもらえると思います。その際、迷惑をかける旨だけでなく大体の工期や規模(建坪や階数)、構造(木造、コンクリート)などを説明し、何かあった時の連絡方法なども話した方が相手に安心してもらえる様です。ただ何か言ってくる人はいないとは限りません。そういう場合も真摯に受け止めてその場では言い返さないほうがいいです。工事が始まる前に施工会社と打ち合わせをし対策を練ってください。簡易な目隠しシートや、搬入時間の調整、音の出る工事の時間調整、整理整頓の徹底などが考えれます。いったん心象を悪くすると、事あるごとに苦情がくる可能性があります。
Q 歳時記2:地鎮祭とは?    建築歳時記 トップ  
A  地鎮祭とは、住まいなど建物を建てようとする前に土地を清め、土地を利用させてもらうことの許しを得る神道の祭儀のことで、工事の無事、築後の家内繁栄を祈念するものです。安全祈願祭と呼ばれることもあります。地域や神社によっては、鎮地祭、土祭り、地祭り、地祝いとも言いいます。一般的には神道式(仏式も一部ある)で行い、参加するのは神主さん、施主、設計者、大工さんなどの工事関係者です。服装は平服でもかまわないようです。大工さん等は作業服のまま参列します。
Q 歳時記3:地鎮祭の準備は?    建築歳時記 トップ  
A  実際、自分で全て準備することはほとんどないと思います。ただし、地鎮祭を行うかどうかは早めに施工会社と打ち合わせした方が良いでしょう。式場の設営や鍬、鎌、鍬などは施工会社が準備してもらえると思います。又、神官さんの依頼方法も打ち合わせが必要です。特に決まりは無いようですが、ご本人が氏子の場合や、知人に神官がいる場合、どうしてもここの神社にしてほしいなど話してみてはどうでしょうか。特ににこだわりがなければ施工会社が懇意にしている神官になると思います。神饌物は神主さんが用意することが多いと思いますが行き違いがないよう打ち合わせをしてください。全て施工会社に任せる場合も多いので安心してください。
Q  歳時記4:地鎮祭の進行は?    建築歳時記 トップ 
A   基本的に神主さんが当日の最初に段取りを話してくれます。そして、開式の辞・修祓(しゅばつ)・降神(こうしん)・献饌(けんせん)・祝詞奏上(のりとそうじょう)・四方祓(しほうばらえ)・地鎮の儀(じちんのぎ)・玉串奉奠(たまぐしほうてん)・撤饌(てっせん)・昇神(しょうしん)・神職退下(しんしょくたいげ)の順(地域差があるかもしれませんが)に粛々と進んでいきます。だいたい30分〜40分くらいです。どのタイミングでどの様なことをするのかは、その都度支持がありますのであまり心配はありません。写真をとっても特に問題がありませんが最初に神主さんに一言あっても良いかもしれません。  
Q  歳時記5:地鎮祭にかかる費用はどのくらい?  建築歳時記 トップ  
A  神主へのお礼(初穂料)は2〜3万円程度。神餅物(お神酒、塩、山の幸、海の幸、米)は1〜2万円程度。工事関係者の代表者数人分のご祝儀(ご祝儀をもらわない方針の会社もあります。)。など、合計5〜6万程度だと思います。地域によっても差が出ると思いますので直接確かめても良いと思います。
Q  歳時記6:上棟式とは?    建築歳時記 トップ  
A  上棟式とは、柱、梁、桁、力板などの骨組みが完成した後、棟木を上げるときに行う儀式です。建物の守護神と匠の神を祀って、棟上げまで工事が終了したことに感謝し、無事(災いが起こらないように)、建物が完成することを祈願します。「棟上げ(むねあげ)」、「建前(たてまえ)」ともいいます。今では大工さんたちの労をねぎらう意味合いが強く、神主さんにお願いせず棟梁が式を取り仕切る場合が多いようです。但し、必ずやらなければならない物ではありません。上棟式を行う場合は事前に工務店と相談したほうが良いようです(基本的な考え方は、あくまで施主側が工事関係者に感謝や労をねぎらうのが主旨なのでそういう点では気を使ったほうが良いと思います。)。
Q  歳時記7:上棟式の準備は?    建築歳時記 トップ  
A  まず上棟式に参加する人数を把握してください。大工さん達は別ですが職種によっては遠慮して来ない場合もあります。普通の住宅程度だと工事関係者は10〜15人位になると思います。ここでも施工会社とよく相談した方が良いです。地域の差があり、餅やお菓子、お金を屋根からまくような風習が残っている場合もあります。又、直会(なおらい)といって神祭の終了後、神饌や神酒のおろし物を参加者が頂き飲食する行事もありますが、そこでの飲み物や料理などの程度などもピンキリです。ある程度の予算を組んで計画を立てた方が良いと思います。現在では現場に車で来ている職人さんがほとんどなので料理やお酒は持って帰るよう簡素な感じが増えてきたようにも感じられます。当然、上棟式自体を省略する場合もあります。
Q  歳時記8:上棟式の進行は?  建築歳時記 トップ  
A  棟梁が一番高い棟木に幣束を立て破魔矢を飾る(魔よけのための幣束を鬼門に向けて立てる場合もある)→四隅の柱に酒や塩、米などをまき、天地四方の神を拝む(工事中の安全祈願する)→棟札に上棟年月日、建築主などを書き、棟梁が一番高い棟木に取り付ける(ある程度雨風が入らないようになってから取り付ける場合もある)→施主から感謝の気持ちを一言話す→乾杯→・直会施主から工事関係者へご祝儀を渡す→手締め。地域によって異なりますが大体このような形になると思います。上棟式に近所の人達を呼ばない場合は、式が終了後、一応ご近所に菓子折りなどを持参して、挨拶に行ったほうが良いと思います。当然、迷惑をかけていることは容易に想像出来るので工事の進捗状況や工期の変更等があったら話しておいていたほうが良いと思います。又、何か不満や不足があるかどうか、さり気なく聞いていたほうが良いでしょう。
Q  歳時記9:上棟式にかかる費用はどのくらい?  建築歳時記 トップ 
A 一般的には30万〜40万ぐらいかかるそうです。しかし、これも強制的なものではないのでご自分の予算にあった方法をとった方が良いと思います。ご祝儀の金額は地域や施工会社によって異なりますので直接相談しても良いと思います。(会社によってはご祝儀を断る場合もあります。)一般的には、棟梁が2万円程度。その他の職人さんが5千円〜1万円位だそうです。地鎮祭の時よりも多目に払うのが通例のようです。渡し方も一括して棟梁や施工会社に渡す場合と、ひとりづづ渡す場合とがあるようなのでこれも相談した方が良いようです。
Q  歳時記10:新居披露で気をつけることは? 建築歳時記 トップ  
A 新築後、早めに友人や親戚を招待しましょう。完成後1〜2月以内の休日の吉日を選び明るい昼からにするのが一般的な様です。、前もって手紙で招待の案内を出しておきます。案内には道がわかる様に地図を入れたほうが良いと思います。基本的に全室案内(浴室や便所、寝室も見られることは覚悟していてください。)し、その後祝いの宴でもてなします。あまり形式的にならずホームパーティ(サンドウィッチなど軽食)の様でよいと思います。頂いた贈り物はさり気なく飾っておきましょう。
Q 歳時記11:お祝いには何を贈ったらいいの? 建築歳時記 トップ 
A  招待客は新築祝いを持参します。一般的には友人知人が1万円程度、親戚2〜3万程度、兄弟で3〜5万程度です。火に関係するもの(ライター、灰皿、ストーブなど)は火事を連想させるので(贈る品物も赤色は避けたほうが良いかも知れません。)やめたほうが賢明です。中には気になされる方もいるようです。観葉植物か花、あるいは現金(目上の人には失礼かも知れません。)が一般的なようです。事前に聞くのが一番間違いないとは思います。お返しは特に必要ないようです。お返しをする場合は受け取った品の半額程度が一般的です。
Q 工事中  建築歳時記 トップ  
A  工事中
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