Q	住宅の建築費以外の費用	トップ
A	住宅を新築する場合、建築本体工事以外様々な費用がかかります。単純に、建設会社やメーカーの見積もりだけでは、資金計画はたてられません。又、見積もりもしっかり精査しないと項目落ちがあったりするものです。後で追加工事が発生したり、工事以外なところで思わぬ出費がかさんだりしないよう、ゆとりを持って資金計画をたててください。以下にある程度の項目を上げてみました。当然、全てに当てはまらなかったり、足りない項目もあるかもしれませんので注意してください。
Q	住宅の建築費以外の費用（解体費用）	トップ
A	現在、建物が建っている敷地に住宅を新築しようとする場合は解体工事が必要です。解体工事費は木造住宅の場合、社団法人東京建物解体協会によると坪当たり平均６１，０００円だそうです。当然、建設リサイクル法が施行されているので建築物等に係る分別解体等及び再資源化等の義務付けられています。元請業者となる建設業者又は解体工事業者は、分別解体、再資源化施設へのお持ち込み等当該工事の完了後、解体工事完了届出を提出することが義務つけられます。規模、狭小地や隣との距離、道路の状況などによっても金額が変わります。出来れば２～３社から見積もりを取ってください。坪当り３～４０，０００くらいになるかもしれません。ただし、建設リサイクル法に適合しているかどうかはチェックが必要です。
Q	住宅の建築費以外の費用（測量費）	トップ
A	正確な敷地測量図がない場合は行います。測量費は、一般的な住宅の敷地で９０，０００～１２０，０００円位が多いようです。　資料読み込み・現況測量・図面、資料作成・引渡しという工程で作業が行われ、１週間から２週間程度かかります。ただし、面積や敷地の形状、敷地の現状（測量しづらい植栽などがある）、高低差、境界標の有無や数、立会人の人数、その敷地にトラブルがあるかないか、など単純にいかない場合も多く、金額や日程にも差がでます。やはり数社から見積もりをもらって検討したほうが良いと思います。ただし、安いからといって境界調査が含まれいなかったり、土地売買契約での境界明示の資料とならなかったりしたら意味がありませんので、詳細を求めた方が間違いないと思います。
Q	住宅の建築費以外の費用（地盤調査費）	トップ
A	敷地の地盤の地耐力や地質などを調べるものです。ある程度の、建設会社や、設計事務所は行う（地盤調査会社に頼む）と思います。見積もりの中に地盤調査費が含まれているか確認してください。いくら周辺の地盤が良くても、ここの地盤が良いとは限りませので地盤調査は行うことをお勧めします。３階建てまでの住宅の地盤調査はスウェーデン式サウディングによって実施されていることが多いようです。簡易な方法ですが一敷地で５万～６万円程度（５カ所程度の調査）と思ったよりは高くありません。調査方法によっては１０年保障してくれる場合あるので、見積もりと同時にそのへんの詳細も聞いたほうが良いと思います。
Q	住宅の建築費以外の費用（地盤改良費）	トップ
A	地盤調査を元にして地盤改良を行います。住宅の場合、主に３つあります。1・表層改良工法-地表面から１ｍ～２ｍくらいでの比較的浅い場合の改良方法です。土を掘り起こし、セメントなどの固化材と混ぜ合わせ締め固めます。2・柱状改良工法-地表面から約２～８メートル前後の中層の改良方法です。セメント系固化材を筒状に注入し土と混ぜ合わせ柱状にします、この柱の上に建物の基礎がくるようにします。３・杭による改良工法-地表面から約８メートル以上の深層の改良方法です。鋼材やｺﾝｸﾘｰﾄ製の杭を支持層まで打ち込む工法です。費用は８０万～１２０万くらいが多いと思います。表層改良工法は敷地の広さや面積、その他の工法は、杭の長さや本数などによって金額が大きく変わります。
Q	住宅の建築費以外の費用（家屋調査費）	トップ
A	工事が始まる前に工事が近隣に影響を与える可能性がある場合、近隣家屋の状態を調査し、証拠写真などの記録を取っておきます。
Q	住宅の建築費以外の費用（設計料）	トップ
A	建物の規模・構造で異なりますが、一般的に住宅を設計する設計事務所は建築工事費の５～８％（主に下請けをやっている。又は経営戦略的に下げている。）、１０％前後（一般的）、１２～１５％（雑誌でよく見かける）に分けられると思います。事務所ごとに算出方法が異なりますが、ローコスト住宅や、狭小住宅でも最低１５０万円以上はかかると思います。ご自分のこだわり具合に合わせて選ばれてみるのも良いと思います。本設計が入るまでの途中解約は出来ることが多いようですが、無料の場合と、有料の場合があります。始めに料金のことをはっきりさせてから、相談に乗ってもらった方が良いと思います。
Q	住宅の建築費以外の費用（地鎮祭・上棟式費用）	トップ
A	建築相談カテゴリー７を参照してください。
Q	住宅の建築費以外の費用（付帯工事・その他工事）	トップ
A	外構工事（塀・カーポート・植栽・物置など）　：　規模、形状、仕様によって金額が大きく変わります。一般的では１００～１５０万円位です。　冷暖房工事費　：　基本的に見積もりの本体工事費で、コンセント、配管用スリーブ、インサート含まれています。しかし、冷暖房機器、取り付け費、床暖房や２４時間換気などが別途工事になっている場合がありますので注意が必要です。特にメーカーがよく坪３０万以下と謳っている場合は特に気をつけて見積書を見るようにしてください。　照明器具工事費　：　基本的に見積もりの本体工事費で、スイッチや照明用配線は含まれています。しかし、照明器具代などが別途工事になっている場合がありますので注意が必要です。特にメーカーがよく坪３０万以下と謳っている場合は特に気をつけて見積書を見るようにしてください。　カーテン工事費　：　カーテン、ブラインド、ロールスクリーン、アコーディオンドアなどの商品代と取り付け費です。別途工事になっている場合がありますので注意が必要です。特にメーカーがよく坪３０万以下と謳っている場合は特に気をつけて見積書を見るようにしてください。窓や開口部の大きさや個数、仕様によって金額が大きく変わります。　システムキッチン　：　システムキッチンの商品代と取り付け費です。別途工事になっている場合がありますので注意が必要です。特にメーカーがよく坪３０万以下と謳っている場合は特に気をつけて見積書を見るようにしてください。寸法、仕様、付属物（自動皿洗機など）によって金額が大きく変わります。　ガス・給排水引き込み工事費　：　前面道路等の下にある本管から敷地内への引き込みする工事です。本体工事費ではなく別途工事費として計上されている場合があります。しっかり確認してください。敷地から本管の距離があるほど費用がかかります。　電話工事費　：　別途工事なので移設費はＮＴＴ等にお問い合わせください。新しくする場合は電話機代が含まれます。　家具購入費　：　作り付け家具で本体工事費に含まれていない場合は、ソファ、テーブル、ベッド、机などの商品代がかかります。
Q	住宅の建築費以外の費用（その他費用）	トップ
A	その他に確認申請料・竣工検査料、水道分担金、引越し代、借り住まい費用、火災保険料、団体信用生命保険料、融資手数料、保証料、挨拶料、職人茶菓子代などがかかります。
Q	住宅の建築費以外の費用（税金等）	トップ
A	税金・登記費用・印紙税・登録免許税：住宅保存登記・不動産取得税・表示登記（土地家屋調査士報酬）・保存登記（司法書士報酬）・消費税などがかかります。関係する役所等でお問い合わせください。
Ｑ	工事中	トップ
Ａ	工事中

相談1

相談２

相談３

相談１１

相談１２

　　※　当センターへの相談や質問は大変失礼ですが、メールのみとさせていただきます。有料相談や設計依頼、工事監理依頼等で緊急連絡が必要な場合は適切な方法をとりたいと思います。よろしくお願いします。又、回答はあくまでも当社の考えであって１つの参考意見です。ご自身の責任でご判断下さい。回答によって不都合や不利益をこうむっても当社は一切責任を負いません。又、回答を直接的（当社の名前を使って）に交渉や請求の手段とすることはご遠慮くださるようお願い申し上げます。予告なしに追加、書き替えを行いますのでご了承ください。